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ショートストーリー
 
 
第6話
 
 
 
 
 
 
【 真奈 】
 
 
 
 
6: 【真奈】絶滅危惧種、一匹オオカミの秘密の放課後
 
図書室(昼)MANA雌豹のポーズで机に乗って真奈の前に対峙している。後ろには楽器が2個(エレキとアコギ)さりげなく置いてある。
 

MANA 「はろう♪ あ、ノートに詩書いてる! 見せて見せて!」

真奈  「げっ、なんであんたがここに!? って勝手に見るな!」

MANA 「figma化記念のガールズインタビューでしょ? あたしがいなくてどうするよ」

真奈  「まぁ、確かにあんたもfigma化されるみたいだけどね」

MANA 「うぉっ! なんというヤサグレた言葉……大丈夫?」

真奈  「……うるさいなぁ」

MANA 「もうちっと一般向けの歌詞を頼むよ~~。大人はわかってくれない的なオザキ風もいいけどさぁ」

真奈  「別にそんなんじゃ……」

MANA 「まぁ、新曲の方はかなり良いと思うけどねー」

真奈  「……めったなことバラさないでよね、本気でネ申から追放されるわよ」

MANA 「あ、しまった。くわばらくわばら♪」

真奈  「用事がないならさっさと消えてよね」

MANA 「つれないなぁ。もうちょっと愛想良くしたら? 友達できないよ?」

真奈  「そんなのいらない、人間強度が下がるから」

MANA 「うわっ痛い。ま、あたしは直接みんなに会うことないからいいけどね」

真奈  「だったら余計関係ないでしょ。ほっといてよ」

MANA 「でもモテないよ? 本当は人気者になりたいんでしょ?」

真奈  「べ、別に。そんなの目的で生きてない」

MANA 「かぁ~っ! 可愛くない! あぁもうっ! 眉間にシワよりすぎだから!」

真奈  「……そんなよってないわよ」

MANA 「よってるよ! 定着したらどうすんのよ、自分が困るでしょうが!」

真奈  「わ、わるかったわよ」

MANA 「そうだ、あの話考えてくれた?」

真奈  「あの話? あぁ、市街征服するってやつ? 却下、意味わかんない」

MANA 「なんで~!? 面白いじゃん! せっかくだしフジ○もびっくりの女ボスになろうよぉ!」

真奈  「今時ドロ●ジョ様でもない限り流行らないって。それにフジ○はボスじゃないし第一ボインが足りない」

 
背景図書室・真奈とMANAのと乳と太もものUP
 

MANA 「でも頑張って揉めば大きくなるはず、モミモミ」

真奈  「なにやっても無駄よ、あたしたちは生まれた時からそうなるよう決まってたんだ」

MANA 「ぐぬぬぬぬっ」

真奈  「諦めなさいMANA……もうこの運命(※貧乳のことです)は変えられないところまできているわ」

MANA 「しかしまぁ一度でいいから、志津野先輩みたいになりたいよね」

真奈  「そ、そりゃ……なりたくないと言えば嘘になるけど……」

MANA 「憧れるよねぇ、志津野先輩♪ ボインボイーン♪」

真奈  「ボインボイーン……」

MANA 「おっぱいぷるんぷるん♪」

真奈  「ぷるんぷるん……」

 
背景・図書室(夕)机で寝ていた眼鏡真奈、泉に起こされる
 
泉の声 「ね、起きて深雪さん、こんなところで寝てたら風邪引いちゃうわよ」

真奈  「ん……んん」

   「よかった、見つかって」

ボインッ。

真奈  「ぷるんぷるん……」

   「だ、大丈夫? いないから皆で探してたのよ」

真奈  「……しまった。い、いま何時ですか?」

   「えっと、5時ちょっと前くらいかしら」

真奈 「ヤバッ……行かなきゃ!」

   「え、あの、インタビューは!?」

真奈 「すいません、パスで!」

   「あ!」




…………




真奈  「……あたしには胸がなくても歌がある」

 
踵を返すMANA。楽器は背負っている。

『MANA、いくわよ』

   
 
 
 
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